第10即応機動連隊に所属した後、予備自衛官をしているシビリアンがアカデミーに参加してくださいました。
今日は一日ハンドガンを撃つ練習です。
アカデミーのツアーは貸し切りなので、装備しての射撃も気兼ねなくできます。
自分を追い込んでの練習、なかなか厳しそうですね。
引き金を「引いて」いるので、引き金を徐々に「絞る」感覚を人差し指の腹に覚え込ませます。
引き金を速く引く前に、まずはゆっくり素直に引く練習。自衛隊では安全のためにグローブをするそうですが、今日は素手で撃ってみましょう。グリップやトリガーの感じが、直接手のひらや指先に伝わってきます。
最初のマガジンの10発は13メートル先の直径30センチの的に中っていたのですが、なぜかどんどん弾が上に外れ始めました。
フリンチもそれほどしていません。本人曰く、
「良く狙っています」
どうして弾が上に飛ぶのか、その原因を一緒に探しました。
横から見たり、後ろから見たり、、、いろんな角度から見ますが、なかなか的に中りません。
ある時、急に中り始めました
「照門(リアサイト)を意識して」
一緒に考えながら、一所懸命撃ちました。
次回はゴーグルを外して、メガネで撃ってみましょう!
