ヘッドショットのみでのぞみました (Run & Gunに参加しました)

先週のWCS(ウエストコーストスティール)に続き、
今週はRun & Gunに参加してきました。
昨日の土曜日は、
元シェリフでNRAの公認インストラクター、
そしてCCWの指導員でもあるNickさんの指導のもと、
マガジンチェンジやシューティングボックス間の移動の仕方、
ステージを撃つ前のシミュレーションなどについて、
手取り足取り懇切丁寧に教えてもらいました。
Tucsonちゃんも一緒に出ようってことになり、
市郎さんがニックさんに頼んでくれたのです。
それはそれは
丁寧に丁寧に教えてもらいました。
例えばマグチェンジ。
マガジンチェンジには、
スピードマグチェンジと
タクティカルマグチェンジがあります。
その違いややり方、
それぞれのメリットとデメリットを、
タクティカルシューティングの観点から教えてもらいました。
(詳細はグアムで直接僕に聞いてください。
丁寧に丁寧に教えて差し上げますので、、、)
Run & Gunは、
IDPAやUSPSAのルールに基づいた射撃競技です。
WCSなどのタイム(速さ)を競うスティールマッチに対して、
ホステイジ(人質)や弾の当たり所によって採点されるRun & Gunは、
スピードとともに射撃の精度が要求されます。
さらに、
たくさんのターゲットを
各ステージごとに設定されたルールに合わせて、
どのように撃っていくかという戦略が必要です。
この戦略こそが
Run & Gunのキモで、
実践的な射撃競技と言えます。
毎回、ステージが異なるため、
自分の射撃の技量が測りにくいところは確かにあります。
とはいえ、
自分の使う銃や弾数、
自分の技量を考慮しながら、
どこでマガジンチェンジを行うかなどを想定し、
撃ち方を組み立てていくというのは、
それなりにアタマを使います。
アタマではステージ(コース)を理解したつもりでも、
スタートのブザーが鳴った途端にすっかり忘れてしまったり、
的に当てられずにマガジンが空になってしまったり、
的を撃ち忘れてしまったり、
撃つ順番や場所を間違えたり、
撃ってはいけない人質を撃ってしまったり、
それはそれは思いもよらぬ失敗をします。
「リアルでなくて本当に良かったなぁ〜」
って、心底思います。
ニックさんも、
ウエストコーストやビアンキの時は、
あれはターゲットだ。でも、
ランアンドガンの時は、
あれはエネミーだ。

と、言います。
エネミー(Enemy)
「敵」です。
敵だと思って撃ちなさい。
ってことです。
なんだかナイーブな人だと、
物騒だとか縁起でもないとか言いそうだけど、
実弾射撃のスキルは、
万が一、自分や自分の大切な人の
命や安全が脅かされるような状況下で、
敵から身を守れるかもしれないものです。
だったらそのための練習も、
しっかりやっておいた方が安心です。
いくら練習したって、競技に出たって、
そんなものは実践では何の役に立たないよね。

最近はもう絶滅したとばかり思っていましたが、
いまだにこういうことをしたり顔で語っちゃう、
イタイ人をたまに見かけます。
競技でしっかり撃てない人が、
実践でちゃんと撃てる可能性は、
おそらく限りなく低いでしょう。
少なくとも、
パートナーとしては、
一緒に組みたくはないよね(笑)。
なので、
これはちゃんと
継続してやっておかないとと、
あらためて思いました。
前回、9月に参加した時には、まず、
市郎さんからマガジンチェンジの手ほどきを受けてから
初めてのRun & Gunに参加しました。
今回は2回目です。
4つのステージもすべて違いますので、
その場でコースレイアウトを確認しながら、
英語で書かれた説明書きを一所懸命読みます。
早く見てもらいたいので、
写真とコースレイアウト、
あと結果をアップします。













Tucsonちゃんもイイ感じで、

Nickさんはプローンまで披露して、

僕はヘッドショットオンリーでのぞみました。

ニックさんが
実際に撃っているところを
動画で撮りましたので、
後日、あらためてアップします。
あ、そうそう。
Do you understand the course of fire?
Shooter may handle, load and make ready.
(You may handle, load and make ready.)
(You are free to handle, load(, and) make ready.)
これらのセンテンスは、
英語圏で本格的な実弾射撃をする時には
必ず耳にするフレーズですので、
皆さんも丸暗記しちゃってくださいね。
今日の結果は、
以下の通りです。


追伸です。
ニックさんが『Triple tap X 8』を撃っているところの動画をアップしました。

2件のコメント

  1. 北部と南部とでは。銃に対する考えかたがちがうでしょうから
    敵と味方を間違えないように必要でしょう
    ジャンキーに。絡まれた時があるんだけど どうしても抜けませんでした。
    引き金を引いた後の事を。考えるとどうしても抜けない。
    ダッシュでその場を逃げるのがやっとでした。
    抜いたら撃て! 撃てないのなら。抜くな! そう言われていたのを思い出して

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