4月に初めて兄弟でCQBグアムに参加してくださり、7月にはなんと4挺持ちに!
そして待望の火入れです。
CQBグアムのオフィスに現れた時の、二人の表情はもう少年そのもので、終始、目元と口元が緩みっぱなしでした(笑)。
ハンドガンは、SIG P320 AXG PRO。グリップモジュールもアルミニウム製のソリッドなP320です。ポリマー感ゼロなので、同じP320なのに持った時の印象が全然違います。すでに他のP320を撃ったことがある方も、是非、撃ち比べてみてください。
スライドには、日本から持参したダットサイトを載せました。
「せっかくだからサ、これから本格的に練習して、ピストルも上手くなろうゼイ」と、ホルスターからのドロウやマグチェンジを練習しながら、ガンハンドリング(銃の取り扱い方、所作)をおさらい。ドゥエリングツリーを一所懸命撃ちました。
ライフルは、クリスベクター、ダニエルディフェンス DDM4 V7、そしてスプリングフィールドアーモリーのセイント EDGE ATCの3挺です。
クリスベクターには大きめのダットサイトを、もう2挺にはズーム式のライフルスコープを載せました。
彼のクリスベクターはGen 2(第二世代)で、口径は9mm。PCC(ピストルキャリバーカービン)なので、25ヤードのスティールターゲットも撃てるし、100ヤードでのロングレンジでも撃つことができます。
ハンドガンで苦戦したあとにこれで鉄板(ドゥエリングツリー)を撃つと、面白いくらいガンガン中るので本当に気分が良いです。
100ヤードで撃ったダニエルディフェンスとセイント EDGE ATCですが、どちらもキャラクターがまったく違う2挺のため、二人とも「これは面白いね」と顔を見合わせながら撃ち比べていました。
重量2.8kgの軽快なDDM4 V7に対し、4.3kgもあるEDGE ATCは、箱出しの状態でサブMOAを実現する集弾精度を謳うだけあって、こちらも今までのARプラットフォームとは一線を画すライフルでした。
「いろんなレビューを読みましたが、とにかくコンセプトがビミョウ(笑)だったため、製造中止になったようです」と、弟君。
「これ、このまま再販されなかったら必ずプレミア付くよ。こんなにコストがかかったハイブリッドチェンバーのAR、今後もどのメーカーからも出せないと思うよ」
「これって、SIGMAのdp0 Quattroみたいなライフルじゃん!」
SIGMAのdp0 Quattroとは2015年に発売されたデジタルカメラのことで、お兄ちゃんの方がFoveonセンサーのことを知っていたので、Takaさんも思わず興奮してしまいました。
今回、紹介した4挺は、どれもプレミアムガンとしてレンタル可能です。皆さんも是非撃ち比べてみてくださいね。
KRISS VECTOR CRB GEN II 9mm (CQB Guam)