T-16練習機で、ムーバーを撃っチャウ

市郎さんのブログ


練習機でムーヴァーを撃ってみる
で公開された
T-16練習機ですが、
どさくさにまぎれて僕も
ムーバーを撃たせてもらっちゃいました。
人生初のムーバーです。
この日は、T-16のシュラウドに付いている、
スティックシフトのセットアップをしました。







スティックシフトとは、
動いているターゲットを撃つために
考案されたマウントです。



ビアンキカップ用に作られた『T-16』は、
「ムーバー」というステージのために、
ダットサイトを左右にシフトすることで、
動いているターゲットの真ん中を狙って
撃つことができるようになっています。
このスティックシフトの
左右のシフト量をそれぞれ調整し、
動いているターゲットよりも少し先に
ブレットが飛ぶようにします。

25ヤードの距離にて
通常の状態でゼロインしたあと、
秒速1100ヤード(約1000m/s)で発射された弾が、
(25ヤードに立てた)ビアンキターゲットの、
両端からそれぞれ内側に約1インチ(約25mm)の位置に
着弾するように調節していきます。






スティックシフトのセットアップが完了したら、
いよいよムーバーを撃ってみます。
距離は10ヤード(30フィート)。
ムーバーの左右の距離(長さ)は60フィート。
ちょうど長辺60フィートの直角二等辺三角形の
頂点から撃つようなカタチになります。
ムービングターゲットのスピードは秒速10フィート。
60フィートの長さを6秒で移動するターゲットに、
左右6発ずつ計12発撃ちます。
ハンズアップの状態から、
壁の端からターゲットが見え始めたらドロウ。
ターゲットのX点に
ダットを合わせて初弾を撃つまでに、
ターゲットはすでに20フィートほど移動しています。
残り40フィートのうち、
壁を撃たないように10フィート余裕を取ったなら、
あとの5発を30フィートの移動中に撃ち切らなければいけません。
ということは、
2発目から6発目までの残り5発を、
ちょうど3秒で撃つことになります。
0.6秒に1発のペースですね。
壁までの余裕を5フィートまで狭めれば、
35フィートになりますので、
0.7秒に1発のペースで撃てば良いこととになります。
市郎さんは、
「この10ヤードの距離から撃って、
 全弾Xリングに当てられるようにならなければ、
 他の(遠い)距離から練習してもしょうがない」
と、今年のムーバーは、
徹底的に10ヤードから撃ち込むとのこと。
まだ調整中の銃にもかかわらず、
撃つたびにXリングへの数を増やしていく市郎さん。
「タカも撃ってみるか?」
まったくの想定外の展開に、
一瞬、怖じ気づいたものの、
勇気を振り絞って挑戦することに。
生まれて初めてムーバーを撃つタカ。
その結果や、如何に!

ムーバーを撃つ! スティックシフトのセットアップ (ビアンキカップ2016用カップガン T-16)

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